LVGE真空ポンプフィルター

「LVGEが濾過の悩みを解決します」

フィルターのOEM/ODM
世界中の大手真空ポンプメーカー26社向け

製品センター

ニュース

真空焼結では入口濾過を無視できない

真空焼結は、セラミックビレットを真空中で焼結する技術です。原料の炭素含有量を制御し、硬質材料の純度を向上させ、製品の酸化を低減することができます。通常の焼結と比較して、真空焼結は吸着ガスの除去効率が高く、材料の純度を向上させ、様々な温度での焼結を実現します。

真空焼結には真空ポンプが不可欠な設備であることは周知の事実です。しかし、焼結工程では大量の粉末が発生します。粉末がポンプ内に吸い込まれると、ポンプを摩耗させたり、ポンプオイルを汚染したりします。そのため、真空ポンプを使用する必要があるのです。入口フィルター粉末を濾過し、真空ポンプを保護します。

多くの入口フィルタは、外見は同じに見えますが、内部のフィルタ要素が全く異なる材料で作られている場合があります。小さな粉末の場合、通常、木材パルプ紙とポリエステル不織布で作られたフィルタ要素を使用して濾過します。ただし、これら2種類のフィルタ要素は耐高温性がないため、真空焼結プロセスには適していません。これらは100℃未満の温度にのみ適用されます。そのため、真空焼結プロセスでは、耐高温ステンレス鋼のフィルタ要素を使用します。また、入口フィルタのケーシングは一般に炭素鋼で作られていますが、真空焼結プロセスで使用されるケーシングは、その要素と同様にステンレス鋼で作られています。ただし、シーリングガスケットと接着剤の制限により、ステンレス鋼のフィルタ要素は200℃未満の温度にのみ適しています。作業環境が200℃を超える場合は、冷却装置の設置を検討する必要があります。

   LVGE常に市場のニーズを探求し、お客様にご満足いただける製品の開発に努めています。ご要望やご提案がございましたら、お気軽にご相談ください。真空濾過業界の発展を共に推進していきましょう。


投稿日時: 2024年5月10日